国民スポーツ大会
【総括】国スポ・レスリング 天皇杯は京都が81.5点で優勝 成年グレコは自衛隊が5階級制す
第80回国民スポーツ大会のレスリング競技は10月12日から15日まで、青森県八戸市のFLAT HACHINOHEで行われ、成年男子フリースタイル6階級、女子2階級、少年男子フリースタイル8階級、成年男子グレコローマン6階級、少年男子グレコローマン8階級の計30階級で優勝者が決まった。4日間を振り返る。
京都が都道府県別の総合で優勝
レスリング競技の男女総合成績(天皇杯)は、京都が81.5点で優勝した。昨年の2位から順位を上げた。2位は74点の東京、3位は61点の佐賀。
京都は優勝者6人が東京と並んで最も多く、3位以内の入賞者は10人で、ほかを引き離した(東京8人、佐賀6人)。
女子総合成績(皇后杯)は、優勝者を出した群馬と埼玉が18点で1位を分け合った。天皇杯の上位は次の通り。
| 順位 | 都道府県 | 得点 |
|---|---|---|
| 1 | 京都 | 81.5 |
| 2 | 東京 | 74 |
| 3 | 佐賀 | 61 |
| 4 | 埼玉 | 56 |
| 5 | 岐阜 | 55.5 |
| 6 | 滋賀 | 48.5 |
| 7 | 千葉 | 47 |
京都は成年男子フリースタイル86kg級の髙橋夢大(三恵海運)に加え、少年男子でフリースタイル3人(牛窓勝心、池田響介、小西寿)、グレコローマン2人(鸙野大河、林絆斗)が頂点に立った。東京は成年男子フリースタイル125kg級のリボウィッツ和青(日大)、成年男子グレコローマン60kg級の竹下航生(警視庁)のほか、少年男子で4人が優勝した。続く佐賀は、成年男子フリースタイル97kg級の白井達也(SAGAスポーツピラミッド)と、鳥栖工高のグレコローマン2人で3人の優勝者を出した。
女子は世界女王2人が貫禄
女子は2階級とも世界選手権の優勝経験者が制した。62kg級はパリ・オリンピック金メダリストの元木咲良(群馬・育英大教)、53kg級は世界選手権を2度制している村山春菜(埼玉・自衛隊)が優勝した。
成年グレコは自衛隊が5階級を制す
成年男子グレコローマンは、6階級のうち5階級を自衛隊の選手が制した。77kg級は天皇杯を3度制している櫻庭功大(秋田)、97kg級は2025年の天皇杯王者鶴田峻大(沖縄)、130kg級は今年の明治杯全日本選抜選手権王者の奥村総太(滋賀)と、実績のある選手が順当に勝ち上がった。67kg級の澤田幸明(和歌山)は準決勝・決勝ともに1点差、87kg級の谷崎大造(岐阜)は準決勝で明治杯王者の藤井達哉(滋賀・栗東市役所)をフォールで破った。残る60kg級は、竹下航生(東京・警視庁)が世界選手権3位の塩谷優(埼玉・自衛隊)に2-1で競り勝った。
成年フリーは学生も躍動
成年男子フリースタイルでは、自衛隊の優勝は57kg級の佐々木風雅(長野)の1人にとどまり、学生が3階級を制した。65kg級は全日本学生選手権(インカレ)で2連覇中の西内悠人(高知・日体大)、74kg級は吉田アリヤ(千葉・日大)、125kg級はリボウィッツ和青(東京・日大)が優勝。86kg級の髙橋は、天皇杯では2022年・2024年・2025年と3度決勝で敗れてきた86kg級で全国の頂点に立った。
少年は4校が2人ずつ優勝
少年男子(16階級)では、京都八幡高(京都)、丹後緑風高(京都)、鳥栖工高(佐賀)、自由ケ丘学園高(東京)がそれぞれ2人の優勝者を出した。
全30階級の優勝者
| 種別 | 階級 | 優勝 |
|---|---|---|
| 成年男子フリー | 57kg | 佐々木風雅(長野・自衛隊) |
| 成年男子フリー | 65kg | 西内悠人(高知・日体大) |
| 成年男子フリー | 74kg | 吉田アリヤ(千葉・日大) |
| 成年男子フリー | 86kg | 髙橋夢大(京都・三恵海運) |
| 成年男子フリー | 97kg | 白井達也(佐賀・SAGAスポーツピラミッド) |
| 成年男子フリー | 125kg | リボウィッツ和青(東京・日大) |
| 女子 | 53kg | 村山春菜(埼玉・自衛隊) |
| 女子 | 62kg | 元木咲良(群馬・育英大教) |
| 成年男子グレコ | 60kg | 竹下航生(東京・警視庁) |
| 成年男子グレコ | 67kg | 澤田幸明(和歌山・自衛隊) |
| 成年男子グレコ | 77kg | 櫻庭功大(秋田・自衛隊) |
| 成年男子グレコ | 87kg | 谷崎大造(岐阜・自衛隊) |
| 成年男子グレコ | 97kg | 鶴田峻大(沖縄・自衛隊) |
| 成年男子グレコ | 130kg | 奥村総太(滋賀・自衛隊) |
| 少年男子フリー | 51kg | 牛窓勝心(京都・丹後緑風高) |
| 少年男子フリー | 55kg | 池田響介(京都・日星高) |
| 少年男子フリー | 60kg | 古澤大和(大阪・大体大浪商高) |
| 少年男子フリー | 65kg | 齊藤巧将(東京・自由ケ丘学園高) |
| 少年男子フリー | 71kg | 永井琥一朗(東京・文化学園大杉並高) |
| 少年男子フリー | 80kg | 小西寿(京都・京都八幡高) |
| 少年男子フリー | 92kg | 山中創太(神奈川・慶応高) |
| 少年男子フリー | 125kg | 村上恭昂(愛知・星城高) |
| 少年男子グレコ | 51kg | 佐藤瑛人(佐賀・鳥栖工高) |
| 少年男子グレコ | 55kg | 山口寛汰(静岡・藤枝北高) |
| 少年男子グレコ | 60kg | 藥野柑太(東京・自由ケ丘学園高) |
| 少年男子グレコ | 65kg | 鸙野大河(京都・京都八幡高) |
| 少年男子グレコ | 71kg | 金城幸悠(佐賀・鳥栖工高) |
| 少年男子グレコ | 80kg | 永田裕生(東京・自由ケ丘学園高) |
| 少年男子グレコ | 92kg | 金澤永和(千葉・日体大柏高) |
| 少年男子グレコ | 125kg | 林絆斗(京都・丹後緑風高) |
各日の詳しい結果は、第2日・最終日の記事と、国スポ 2026 の大会ページの「結果(速報)」(2位・3位・5位を含む全240人)にあります。選手の過去の成績は、このサイトの選手データ(日本レスリング協会・世界レスリング連合の公式結果)によります。
総合成績の出典:レスリング・スピリッツ「2026年国民スポーツ大会/総合成績」 ↗
結果の出典:レスリング・スピリッツ(第2日) ↗、レスリング・スピリッツ(最終日) ↗
